2009年1月の天気・天候

2009年(平成21年)1月の天候の特徴は以下のとおりです。
北日本の顕著な高温、北日本日本海側の顕著な少雪
寒気の影響が小さかった北・東日本では高温となり、特に北日本は顕著な高温となった。また、日本海側の降雪量は北・東日本で少なく、特に北日本では顕著に少なかった。
北・東日本太平洋側の顕著な多雨
低気圧の影響を受けやすく、月末には大雨となったところもあった北・東日本太平洋側は顕著な多雨となった。

1 概況

寒気の影響が小さかった北・東日本では高温となった。特に北日本では、日本海や三陸沖を通過した低気圧の影響で暖かい空気が流入したことも加わって顕著な高温となり、北海道の釧路では月平均気温の高い記録を更新した。北・東日本日本海側の降雪量は少なく、特に北日本日本海側では顕著に少なかった。低気圧の影響を受けやすく、月末には大雨となったところもあった北・東日本太平洋側は顕著な多雨となり、栃木県の宇都宮など4地点で月降水量の多い記録を更新した。一方、寒気がしばしば流入した西日本や沖縄・奄美では寒暖の変動が大きかった。西日本日本海側の降雪量は平年並だった。月末に大雨となった奄美地方は顕著な多雨となったが、前線や低気圧の影響が小さかった沖縄地方は顕著な少雨となった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、北日本でかなり高く、東日本で高かった。釧路(北海道)では、1月の月平均気温の最高値を更新した。西日本と沖縄・奄美では平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、北日本から東日本にかけての太平洋側と奄美地方でかなり多く、西日本で多かった。白河(福島県)、宇都宮(栃木県)、館野(茨城県)、熊谷(埼玉県)では、1月の月降水量の最大値を更新した。一方、沖縄地方ではかなり少なく、北日本から東日本にかけての日本海側では平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、東日本日本海側でかなり多く、沖縄・奄美で多かった。一方、北日本太平洋側ではかなり少なく、西日本では少なかった。北日本日本海側と東日本太平洋側では平年並だった。

(4)降雪・積雪

降雪の深さ月合計は、北日本日本海側でかなり少なく、東日本日本海側で少なかった。西日本日本海側では平年並だった。月最深積雪は、北日本から東日本にかけての日本海側では平年を下回るところが多かったが、西日本日本海側では、平年を上回るところが多かった。

出典:気象庁

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