2012年7月の天気・天候

2012年(平成24年)7月の天候の特徴は以下のとおりです。
「平成24年7月九州北部豪雨」が発生
九州北部地方では月前半、梅雨前線や湿った気流の影響によりたびたび大雨となり、特に11~14日にかけては非常に湿った空気が流れ込んだため記録的な大雨となり甚大な災害が発生した(「平成24年7月九州北部豪雨」)。
月の中頃と下旬は東・西日本を中心に猛暑日となった所があった
太平洋高気圧が本州付近で強まり、月の中頃と下旬には北日本から西日本では晴れて、気温が上がった。東・西日本を中心に猛暑日となった所があった。月平均気温は全国的に高かった。
オホーツク海高気圧の影響により一時的な低温になった
20~22日頃を中心に、オホーツク海高気圧からの冷たく湿った気流の影響により、北・東日本太平洋側では気温が平年を大幅に下回った。

1 概況

期間の前半は梅雨前線が西日本から東日本に停滞し、太平洋高気圧は本州の南海上で西に張り出した。このため、沖縄・奄美では晴れの日が多かったが、北日本から西日本では曇りや雨の日が多かった。特に九州北部地方では11~14日にかけて、非常に湿った空気が流れ込んだため記録的な大雨となり甚大な災害が発生した(「平成24年7月九州北部豪雨」)。
月の中頃には、太平洋高気圧が本州付近で次第に強まり、東・西日本と沖縄・奄美を中心に晴れの日が多くなった。しかし20~22日頃にかけては、北・東日本では太平洋側を中心にオホーツク海高気圧からの冷たく湿った気流の影響により曇りとなり、気温が平年を大幅に下回ったほか、東日本日本海側や西日本でも湿った気流の影響により雲が広がりやすく、一部では大雨となった。
23日頃からは太平洋高気圧が西日本付近で強まったため西日本では晴れた。その後26日からは、北日本から西日本にかけて太平洋高気圧に覆われて晴れて気温が上がり猛暑日となった所もあった一方、沖縄・奄美では湿った気流の影響により雲が広がりやすくなった。
なお、四国、中国、近畿、東海、関東甲信地方では17日ごろ、北陸地方では18日ごろ、九州南部と九州北部地方では23日ごろ、東北南部と東北北部では26日ごろ、梅雨明けした(速報値)。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、全国的に高かった。
(2)降水量
月降水量は、北・東日本太平洋側では少なかった。北・東日本日本海側、西日本、沖縄・奄美では平年並だった。日田(大分県)では7月の月降水量の多い方からの一位を更新した。

(3)日照時間

月間日照時間は、北日本日本海側で多く、北日本太平洋側、東・西日本、沖縄・奄美では平年並だった。

出典:気象庁

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