流氷とは?流氷のでき方や時期

流氷とはオホーツク海北部沿岸で結氷したものが、北よりの季節風によって北海道まで流れてきたものです。平均の厚さは1~2mで、二月中旬から約一ヶ月間が最盛期となります。

オホーツク海の流氷は、アムール川から流れ込んで塩分が低くなった海水が凍り、凍る過程で塩分が排出されたものといわれています。

沿岸から流氷が確認できたそのシーズンの最初の日を「流氷初日」といいます。
日本での流氷初日は、平年では北海道のオホーツク海沿岸で1月中旬から下旬頃であり、その後1月下旬から2月上旬頃にかけて接岸、接岸した初日を「流氷接岸初日」といいます。

風向きによっては南下を続け、太平洋側に位置する釧路市に接岸することもあります。春が近づき、沿岸から見渡せる海域に占める流氷の割合が5割以下となり、かつ船舶の航行が可能になると「海明け」が宣言されます。また、沿岸から最後に流氷が見られた日を「流氷終日」といいます。

オホーツク海のアザラシの中には天敵の少ない流氷の上で子育てをするものもいます。オジロワシなどの鳥類、キタキツネなども流氷に乗ってシベリアから北海道東部までやってきます。
流氷には植物プランクトンが付着していて、春になると植物プランクトンは一気に増殖し、これを餌に動物性プランクトンも増えオホーツク海の漁場を豊かにします。なお、流氷の下にはハダカカメガイ (クリオネ) などのプランクトンを捕食する生物も多くいます。
流氷とは?