気象情報
気象の予報などについて、円滑な防災活動を支援するために一般および関係機関に対して発表する具体的な情報をいう場合と、気象庁が保有する情報を総称していう場合とがある。
一般および関係機関に対して発表する具体的な情報には、対象とする予報区により全般気象情報、地方気象情報、府県気象情報がある。
また、気象情報の対象とする現象により、台風に関する情報、大雨や暴風などに関する情報、記録的短時間大雨情報、低気圧に関する情報、少雨に関する情報、海氷情報、潮位に関する情報、黄砂に関する情報などがある。
気象情報は発表のタイミングや役割によって次のように分けられる。
特別警報、警報、注意報に先立って注意を喚起するためのもの。 (予告的な情報)
特別警報、警報、注意報が発表された後の経過や予想、防災上の注意を解説するもの。(補完的な情報)
数年に1回程度発生する記録的な短時間の大雨を観測したなどのときに、一層の警戒を呼び掛けるもの。
少雨、長雨、低温、梅雨など比較的長期にわたる現象について注意を喚起したり、解説するためのもの。
出典:気象庁