2026年3月5日は啓蟄(けいちつ)です。

2026年3月5日は二十四節気の一つ『啓蟄(けいちつ)』です。
啓蟄とは虫が冬眠から目覚め活動を始める頃という意味です。
厳しい寒さがやわらぎ、大地がゆるみ始める時季。日差しの力が日に日に強まり、春の気配がはっきりと感じられる節目です。

ただし、暦の上で啓蟄を迎えたからといって、すぐに全国で虫が活動を始めるわけではありません。実際には、日平均気温がおおむね10℃を超えることが、昆虫が本格的に動き出す一つの目安とされています。

地域ごとにみると、その時期には差があります。
南の鹿児島では2月下旬ごろに10℃を安定して上回り始めますが、東京や大阪では3月下旬、札幌では5月上旬ごろと、春の進み方は大きく異なります。これは緯度の違いだけでなく、海の影響や地形による気温差も関係しています。

虫たちが動き出すと、それを餌とする小動物も目覚めます。生き物たちの活動は、気温の上昇とともに連鎖的に広がっていきます。啓蟄は、こうした自然界のダイナミックな変化を象徴する節気ともいえるでしょう。

とはいえ、この時季は寒の戻りも少なくありません。移動性高気圧に覆われて暖かくなる日がある一方、強い寒気が南下すれば冬のような冷え込みとなることもあります。春へと向かう途中の揺り戻しもまた、啓蟄の頃の特徴です。

次の二十四節気は『春分(しゅんぶん)』です。昼と夜の長さがほぼ等しくなり、太陽高度もさらに高まります。啓蟄は、春本番へと向かう確かな一歩を示す節目なのです。

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啓蟄(けいちつ)

執筆者:お天気.com気象予報士

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