噴火警戒レベルとは(警戒レベル1~警戒レベル5)
噴火警戒レベル 「警戒が必要な範囲」と「とるべき防災対応」
噴火警戒レベル5【避難】
火山活動
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。
住民等の行動
危険な居住地域からの避難等が必要(状況に応じて対象地域や方法等を判断)。
登山者の対応
警戒レベル3以上は入山できません。
噴火警戒レベル4【避難準備】
火山活動
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まってきている)。
住民等の行動
警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要(状況に応じて対象地域を判断)
登山者の対応
警戒レベル3以上は入山できません。
噴火警戒レベル3【入山規制】
火山活動
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。
住民等の行動
通常の生活(今後の火山活動の推移に注意。入山規制)。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
登山者の対応
登山禁止・入山規制等、危険な地域への立入規制等(状況に応じて規制範囲を判断)。
噴火警戒レベル2【火口周辺規制】
火山活動
火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。
住民等の行動
通常の生活。
登山者の対応
火口周辺への立入規制等(状況に応じて火口周辺の規制範囲を判断)。
噴火警戒レベル1【活火山であることに留意】
火山活動
火山活動は静穏。火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。
住民等の行動
通常の生活。
登山者の対応
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。
※噴火警戒レベル1は「火山活動が静穏な状態」~「やや活発化した状態の火山」のように幅があり、また、噴火予報は困難な部分もあるため、『噴火警戒レベル1は噴火の恐れがなく安全』という事ではありません。