2020年の天気・天候

2020年(令和2年)の日本の天候は、気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました。全国的に暖冬で、東・西日本で記録的な高温、日本海側で記録的な少雪となりました。「令和2年7月豪雨」など7月は東・西日本で記録的な大雨と日照不足となりました。
2020年(令和2年)の日本の天候の特徴は以下のとおりです。

気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました
ほぼ年間を通して気温の高い状態が続いたため、年平均気温は全国的にかなり高く、東日本で平年差+1.2℃と、1946年の統計開始以来、最も高くなりました。

全国的に暖冬で、東・西日本で記録的な高温、日本海側で記録的な少雪となりました
2019/20年冬は、冬型の気圧配置が続かず、全国的に寒気の流入が弱かったため、全国的に気温が高く、特に東・西日本では冬の平均気温の最も高い記録を更新しました(統計開始1946/47年冬)。また、全国的に冬の降雪量はかなり少なく、北・東日本日本海側では冬の降雪量の最も少ない記録を更新しました(統計開始1961/62年冬)。

「令和2年7月豪雨」など7月は東・西日本で記録的な大雨と日照不足となりました
活発な梅雨前線の影響で、7月は東・西日本を中心に各地で長期間にわたって大雨となり(「令和2年7月豪雨」)、月降水量は東日本太平洋側、西日本で7月として最も多い記録を更新しました。月間日照時間も東・西日本で7月としてもっとも少ない記録を更新しました(統計開始はともに1946年)。梅雨明けは沖縄地方を除く各地方で遅くなりました。

出典:気象庁

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