熱中症予防 ~真夏日・猛暑日の水分補給おすすめ3か条~
真夏日や猛暑日など厳しい暑さになった時、熱中症予防のためにはまずは水分補給が何よりも大切です。水分補給の3つのチェックポイントに注意しましょう!
①喉が渇く前からこまめに!
強い喉の渇きを感じた時には、体内の水分の2%程度がすでに失われているサイン。熱中症予防のためにも喉が渇く前からこまめに水分を摂ることが大切です。
特に高齢者は、喉の渇き自体を感じにくくなっている場合が多いため、時間やタイミングを決めて、こまめな水分補給を心掛けましょう。
②汗をかいたら塩分補給も!
汗をたくさんかいた時は、水分だけを摂取するのではなく塩分の補給も必要です。
発汗により、水分とともに塩分が失われると、水だけ飲んでも体液中の塩分濃度が下がってしまいます。
その結果、水を飲んでも身体が吸収せず、排出されてしまいます。
そのため、大量に汗をかいた場合、塩分を含んだスポーツドリンクがおすすめです。
③カフェインやアルコールの利尿作用に注意!
コーヒーや緑茶などのカフェインの入ったものだけで済ませると、利尿作用でかえって水分不足に陥ることもあります。
暑い日の水分補給は、カフェインやアルコール以外でもしっかり摂るようにしましょう。
この記事の執筆者
森山 知洋 気象予報士/健康気象アドバイザー/防災士/北海道防災教育アドバイザー
20年以上の気象予報士歴の中で放送局での災害報道や気象キャスターなど様々な業務を経験。防災講演の講師を務めるなど防災や健康気象のスペシャリストとしても幅広く活動中。