エルニーニョ現象

東部太平洋赤道域で2~7年おきに海面水温が平年より1~2℃、ときには2~5℃も高くなり、半年から1年半程度続く現象。この影響は地球全体に及び、世界各地に異常気象を引き起こす傾向がある。

気象庁では、エルニーニョ監視海域のうちNINO.3海域(北緯5度~南緯5度、西経150度~90度)の月平均海面水温を用いて、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象を次のように定義している。 世界的に統一された定義はない。

エルニーニョ現象:NINO.3海域の月平均海面水温の基準値(その年の前年までの30年間の各月の平均値)との差の5か月移動平均値が6か月以上連続して+0.5℃以上になった場合。
ラニーニャ現象 :同じく5か月移動平均値が6か月以上連続して-0.5℃以下になった場合。

「エルニーニョ」は狭義には、クリスマスのころエクアドルからペルー沿岸に暖水が進入する現象を指すが、広域的な現象として「エルニーニョ現象」と同じ意味で用いられることもある。
季節予報などの解説で広域的な現象を指す場合は「エルニーニョ現象」を用いる。

出典:気象庁

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