2009年8月の天気・天候

2009年(平成21年)8月の天候の特徴は以下のとおりです。
北日本と東日本では気温が低く日照時間が少なかった
太平洋高気圧の日本付近への張り出しが弱かったため、北日本と東日本では、月平均気温が低く、北日本と東日本、西日本日本海側では月間日照時間が少なかった。
台風第9号の影響により西日本を中心に記録的な大雨
台風第9号が日本の南から東海道沖を進み、西日本を中心に記録的な大雨となった。
沖縄・奄美では気温が高かった
沖縄・奄美では太平洋高気圧に覆われることが多かったため、月を通じて気温は平年を上回り、月平均気温はかなり高く月降水量は少なかった。

1 概況

月を通じて太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱かったため、北日本と東日本、西日本日本海側では日照時間が少なかった。気温は、北日本ではほぼ月を通して平年を下回り、また東日本と西日本では上旬と下旬に平年を下回り、月平均気温は北日本と東日本で低く、西日本では平年並となった。一方、沖縄・奄美では、太平洋高気圧に覆われたため晴れて気温の高い日が多く、月平均気温はかなり高く月降水量は少なかった。
月の前半は、北日本太平洋側と東日本、西日本では曇りや雨の日が多く、日照時間の少ない状態が続いた。また、台風第8号が沖縄地方に接近し先島諸島で暴風や大雨になった一方、日本の南海上を北上した熱帯低気圧が台風第9号に発達し、非常に湿った気流が日本付近に流れ込んだため、8日から11日にかけては東北地方から九州の所々で大雨となった。特に、西日本の一部では記録的な大雨となって甚大な被害が発生した。月の後半は、天気は数日の周期で変わるようになった。北日本ではやや雲が広がりやすかったものの、東日本と西日本では大陸から進んできた高気圧に覆われて晴れの日が多くなった。月末には台風第11号が関東地方に接近し、東北地方と関東地方の一部では暴風や大雨となった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、沖縄・奄美でかなり高かった。一方、北日本と東日本では低く、平年を1℃以上下回ったところがあった。西日本では平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、北日本日本海側、西日本日本海側および沖縄・奄美で少なかった。北日本太平洋側、東日本および西日本太平洋側では平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、北日本、東日本および西日本日本海側で少なかった。東北地方を中心に平年の80%未満となったところがあった。一方、沖縄・奄美では多く、西日本太平洋側では、平年並だった。

出典:気象庁

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