2009年10月の天気・天候

2009年(平成21年)10月の天候の特徴は以下のとおりです。
台風の上陸・接近により太平洋側と沖縄・奄美で降水量が多かった
上旬には台風第18号が本州を縦断し、下旬には台風第20号が関東の南東海上を通過したため各地で暴風や大雨となった。月降水量は太平洋側で多く、沖縄・奄美ではかなり多かった。
気温の変動が大きかった
北日本から西日本にかけて、月のはじめや中旬後半から下旬にかけては平年を上回った一方、上旬後半から中旬前半は気温が低く、気温の変動が大きかった。
沖縄・奄美では日照時間がかなり少なかった
沖縄・奄美では、台風の接近や前線の影響で平年に比べ曇りや雨の日が多く、月間日照時間がかなり少なかった。

1 概況

月を通じて、天気はおおむね数日の周期で変わったが、上旬と下旬に2つの台風の影響を受けた。上旬には、台風第18号が南大東島付近から四国の南海上を北東進し、8日には愛知県に上陸、その後本州を縦断した。この影響で、北海道から沖縄地方にかけて暴風や大雨となったほか、千葉県や茨城県では竜巻が発生した(台風が上陸したのは2007年9月以来2年ぶり、10月に上陸したのは2004年以来5年ぶりとなる)。また、下旬にも台風第20号が沖縄に接近、その後、関東の南東海上を進み、沖縄・奄美や東日本太平洋側を中心に大雨となった。これら台風による影響で、月降水量は太平洋側では多くなり、沖縄・奄美ではかなり多くなった。
なお、沖縄・奄美では、台風の接近や前線の影響で平年に比べ曇りや雨の日が多く、月間日照時間はかなり少なかった。
気温は、北日本から西日本にかけては変動が大きかった。月のはじめと中旬後半から下旬にかけては平年を上回った一方、上旬後半から中旬前半にかけては寒気が流れ込んだ影響で全国的に平年を下回った。また、沖縄・奄美では7月以降、平年を上回る状況が続いていたが、中旬にはようやく平年を下回った。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、全国的に高かった。なお、北日本から西日本にかけては気温の変動が大きかった。
(2)降水量
月降水量は、沖縄・奄美でかなり多く、北日本から西日本にかけての太平洋側で多かった。北日本から西日本にかけての日本海側では平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、沖縄・奄美でかなり少なく、名護(沖縄県)では、10月の月間日照時間の最小値を更新した。一方、東日本では多く、北日本と西日本では平年並だった。

出典:気象庁

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