春(2011年3月~2011年5月)の天気・天候

2011年(平成23年)春(3~5月)の天候の特徴は以下のとおりです。
全国的に低温
期間の前半は西日本、後半は北日本を中心に寒気の影響を受け、かなりの低温となった時期もあったため、春の平均気温は全国で低く、特に西日本と沖縄・奄美では、かなり低かった。
北・東日本日本海側で多雨・寡照、沖縄・奄美で顕著な寡照
期間の後半を中心に日本海を通る低気圧や前線の影響を受けることが多く、北・東日本日本海側では降水量がかなり多く、日照時間は少なかった。また、沖縄・奄美では梅雨入り後の日照時間が顕著に少なかったことから、春の日照時間はかなり少なかった。なお、期間の前半は、冬型の気圧配置となる日や、大陸からの高気圧に覆われた日が多く、西日本を中心に少雨・多照となった。

1 概況

期間の前半は、冬型の気圧配置となる日や冷涼な高気圧に覆われて晴れる日が多く、西日本を中心に気温はかなり低く、少雨・多照だった。期間の後半は、天気は短い周期で変化したが、前線や低気圧、台風の影響により曇りや雨の日が多く、寒気を伴った低気圧の影響などにより、北日本を中心に低温となり、全国的に多雨・寡照となった。このため、春の気温は全国で低くなった。また、春の降水量は、北・東日本日本海側ではかなり多くなり、東日本日本海側の降水量は、1946年以降で第2位となった。春の日照時間は、梅雨前線の影響が顕著だった沖縄・奄美ではかなり少なかった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

春の平均気温は、全国で低く、特に西日本、沖縄・奄美でかなり低く、沖縄・奄美では平年を1℃以上下回り、沖永良部(鹿児島県)、与那国島、西表島(以上、沖縄県)で春の平均気温の最低値を更新した。
(2)降水量
春の降水量は、北・東日本日本海側でかなり多かった。北・東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美では平年並だったが、近畿日本海側、山陰では平年の140%を上回った。舞鶴(京都府)、豊岡(兵庫県)、鳥取など全国6地点で春の降水量の最大値を更新した。一方、九州南部では平年の80%を下回った。父島(東京都)では春の降水量の最小値を更新した。

(3)日照時間

春の日照時間は、沖縄・奄美でかなり少なく、北日本、東日本日本海側で少なかった。東・西日本太平洋側で多く、館山(千葉県)では春の日照時間の最大値を更新した。西日本日本海側は平年並だった。

出典:気象庁

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