梅雨入りとは?梅雨入りって何?決め方は?
梅雨入りとは、梅雨の期間に入ることで、数日から1週間程度の天候の予想にもとづき、防災的な観点も考慮しながら、各地方予報中枢官署が発表します。明確な基準はないようですが、平年の梅雨入り時期頃に今までの天候と、その先1週間の予報をもとに、雨や曇りの日が多くなり始める頃を梅雨入りとしているようです。
なお、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、その結果、梅雨入り及び梅雨明けの期日が変更となる場合があります。
例えば、2022年の関東甲信地方では、梅雨入りが6月8日、梅雨明けが6月27日に発表され、梅雨期間が21日で統計史上一番の短い梅雨であったとマスコミなどで騒がれました。しかし、その後の検討で梅雨明けは7月23日頃に変更され、約1ヶ月くらい後ろに変更された事で、史上最短の梅雨ではなくなりました。
また、梅雨入り・梅雨明けの時期がはっきりせず、○月○日のように特定の日付がない年もあります。
梅雨入り、梅雨明けは変更されるような事もありますが、梅雨期間やその前後の期間は特に大雨に警戒が必要になりますので、梅雨入り、梅雨明けの発表や最新の天気予報を参考に防災に努めるようにしてください。
梅雨入り・梅雨明けを発表する各気象台
- 仙台管区気象台(東北地方)
- 東京管区気象台(関東地方)
- 新潟地方気象台(北陸地方)
- 名古屋地方気象台(東海地方)
- 大阪管区気象台(近畿地方)
- 広島地方気象台(中国地方)
- 高松地方気象台(四国地方)
- 福岡管区気象台(九州北部地方)
- 鹿児島地方気象台(九州南部地方)
- 沖縄気象台(沖縄地方)