迷走台風とは?藤原の効果
迷走台風とは、複雑な動きをし、その進路の予想が困難なことがある台風の事です。
(気象庁では、迷走台風ではなく、複雑な動きをする台風としています。)
⇒迷走台風
台風は上層の空気の流れによって移動します。
秋の台風は偏西風という強い流れが中緯度にあり、この影響を受けますが、夏はこれが高緯度にあり、高気圧や温帯低気圧、他の台風に影響されて複雑な動きをする事が多く、迷走することがあります。
台風が2つある時には、互いに影響しあって、反時計回りに回転する事があります。これは互いに他方の渦の流れによって移動するためと考えられており、藤原の効果と呼ばれています。