台風の速さ・速度
台風が南方海上を西に進んでいる時は、時速20kmぐらいの自転車並みの速度で進みますが、向きを変える頃はそれより遅くなります。
その後、向きを北から東よりに変え、上空の偏西風が吹くところまで北上すると次第に加速し、時速40km~50kmとなり、それ以上になることもあります。
動きの遅い台風は、ある地域に長時間にわたり影響を及ぼしますが、上陸などすると台風の勢力も次第に衰えるのに対し、動きの速い台風は天気や風の急変を引き起こし、勢力が衰える前に通過するため、広範囲に影響を及ぼします。
一般的に夏よりも秋の台風の方がスピードが速くなります。