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大地震の備え~対策の第一歩は「安全スペースの確保」~

地震発生時における「安全スペース」とは、大きな家具や倒れる危険のあるものを置かない場所や部屋のことです。大地震への備えの第一歩は、安全スペースを確保することが大切です。

一日の約3分の1を過ごす寝室を安全な場所に

寝ている時に地震が起きると、無防備になりやすいので最も危険なタイミングの一つです。寝室は一日のおよそ3分の1程度の時間を過ごす場所なので、まずは寝室には大きな家具を置かない、もし置くとしても、きちんと固定するか、倒れてきても大丈夫な向きに配置することが大切です。マンションなどの場合は、例えば、建物自体が長方形型になっていたら、その短い方の辺に対して揺れやすくなるなどの揺れ方の特徴がありますので、建物がどちらの方向に揺れやすいかを事前にチェックしておくこともおすすめします。

その上で、家具類がどの方向に倒れるかを想定して、ドアが塞がらないようにするなど配置を考え直したり、家具類の固定など次の対策へとステップを進めていきましょう。


〔画像引用:気象庁Webサイト

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緊急地震速報がなったらまず安全スペースへ

緊急地震速報が鳴ったら、大きな揺れが来るまでの数秒の間に、家族みんなで安全スペースである部屋に素早く移動するだけで、まずは自分達の身を守ることができる確率が格段に上がります。寝室以外にも、廊下も安全スペースとして確保しておくと良いでしょう。お家だけでなく、オフィスなど職場環境でも安全スペースが確保できているか確認しておくことが大切です。


〔画像引用:東京消防庁Webサイト

緊急地震速報の音を
聞いた時の行動とは

この記事の執筆者

森山 知洋 気象予報士/健康気象アドバイザー/防災士/北海道防災教育アドバイザー

20年以上の気象予報士歴の中で放送局での災害報道や気象キャスターなど様々な業務を経験。防災講演の講師を務めるなど防災や健康気象のスペシャリストとしても幅広く活動中。

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