霜降頃(10月後半)の気圧変化と気象病
二十四節気の霜降(そうこう)は10月23日前後で、朝晩の冷え込みが更に増し、北国や里山では朝露が朝霜となって霜が降りる頃という意味です。次の二十四節気の立冬までの15日間前後が霜降の期間です。
移動性高気圧や大陸の高気圧に覆われて晴れる日が現れやすい時期です。
高気圧に覆われて晴れた日は気圧変化が比較的小さく、頭痛などの気象病による体調への影響は小さくなりますが、年によっては台風が日本付近に接近し、気圧が大きく低下することもありますので、日本の南で台風が発生した場合は引き続き注意するようにしてください。
なお、朝の冷え込みにより体調を崩すこともありますので、急な冷え込みが予想された場合は十分注意してください。
【執筆者】
お天気.com 気象予報士