2008年8月の天気・天候

2008年(平成20年)8月の天候の特徴は以下のとおりです。
各地で局地的な大雨
北日本から西日本では、前線や低気圧、湿った気流の影響で、大気の状態が不安定となりやすく、局地的に雷を伴う大雨がたびたび発生した。東北地方の月降水量は、1946年以降、8月としては1998年に次いで2番目に多かった。
沖縄・奄美で顕著な少雨
沖縄・奄美では、太平洋高気圧に覆われることが多く、台風の接近も無かったため、顕著な少雨となった。沖縄・奄美の月降水量は、1946年以降、8月としては1993年に次いで2番目に少なかった。
北日本から西日本では気温の変動が大きい
月の前半は東・西日本では、7月に引き続き、高温となった。月の後半は、日本付近に強い寒気が南下し、北日本中心に顕著な低温となるなど、気温の変動が大きかった。

1 概況

月の前半は全国的に高気圧に覆われて、晴れて暑い日が多かったが、下層には湿った気流が、上空には寒気が入り、大気の状態が不安定となって、局地的に雷を伴う大雨がたびたび発生した。月の後半は、北日本から西日本では前線や低気圧の影響で、曇りや雨の日が多く、中旬は日本海側、下旬は太平洋側中心に、ところどころで大雨となった。大雨により、各地で浸水害や土砂災害、停電や交通障害等が発生した。東北地方の月降水量は、中旬以降の多雨により、1946年以降、8月としては1998年に次いで、2番目に多かった。また、月の後半には日本付近に寒気が南下し、北日本中心に顕著な低温となった。沖縄・奄美では、一時湿った気流により、曇りや雨の日があったものの、太平洋高気圧に覆われる日が多く、台風の接近も無かったことから、晴れて暑い日が続き、顕著な少雨となった。沖縄・奄美の月降水量は、1946年以降、8月としては1993年に次いで2番目に少なかった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、沖縄・奄美で高かったほかは、全国的に平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、東北地方太平洋側でかなり多く、東北地方日本海側、東日本、西日本日本海側で多かった。これらの地方では、平年の170%以上となったところがあった。一方、沖縄・奄美ではかなり少なく、北海道日本海側では少なかった。与那国島、西表島(以上、沖縄県)では8月の月降水量の最小値を更新した。その他の地方は平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、沖縄・奄美で多かった。西表島(沖縄県)では8月の月間日照時間の最大値を更新した。一方、北日本、東日本太平洋側、西日本では少なく、東日本日本海側では平年並だった。

出典:気象庁