2013年9月の天気・天候

2013年(平成25年)9月の天候の特徴は以下のとおりです。
北・東日本と沖縄・奄美は高温
日本の南海上の亜熱帯高気圧が平年より強く、また偏西風も平年より北を流れたため、西日本を除いて月平均気温が高く、特に沖縄・奄美ではかなり高かった。
東日本日本海側と西日本は多雨・多照
上旬には秋雨前線と台風第17号、中旬半ばには台風第18号の影響を受けて広範囲で大雨となり、東日本太平洋側と沖縄・奄美を除いて月降水量が多く、特に東日本日本海側ではかなり多かった。一方、中旬以降は移動性高気圧に覆われて晴れる日が多かったことから、北日本を除いて月間日照時間が多く、特に東日本と西日本ではかなり多かった。
台風第18号で広範囲に大雨
15~16日に、東海地方に上陸して三陸沖に抜けた台風第18号とその北側に停滞していた秋雨前線の影響で、北日本から西日本にかけての広い範囲で大雨となり、各地で大きな被害が発生した。福井県、滋賀県、京都府では大雨特別警報が発表された。
沖縄・奄美の一部では少雨が継続
湿った気流の影響で雨の降る日はあったものの、高気圧に覆われて晴れる日が多かった。月降水量は少なく、沖縄・奄美の一部では7月以降の少雨の状態が継続した。

1 概況

上旬は、秋雨前線が本州付近に停滞し、沖縄・奄美を除いて全国的に曇りや雨の日が多かった。日本の南東海上で勢力を強めた太平洋高気圧の縁をまわって湿った気流が流れ込んだほか、4日には九州に上陸した台風第17号の影響も加わり、1~4日は、西日本の各地で大雨となるほか関東地方の各地で竜巻が発生した。秋雨前線の北側には寒気も流れ込んだため、西日本では気温の低い日が多く、9月上旬としては20年ぶりに旬平均気温がかなり低くなった。15~16日は、東海地方に上陸して三陸沖に抜けた台風第18号とその北側に停滞していた秋雨前線の影響を受け、北日本から西日本にかけての広い範囲で大雨となり、各地で河川の氾濫や土砂崩れ等の大きな被害が発生した。福井県、滋賀県、京都府では記録的な48時間降水量となり、大雨特別警報が発表された。また、この台風に伴って、各地で竜巻等の突風が発生した。東・西日本では、この15~16日を除くと、中旬以降は移動性高気圧に広く覆われて晴れの日が多く、中旬の西日本および下旬の東日本日本海側と西日本太平洋側の日照時間は1961年の統計開始以来最も多くなった。なお、関東地方だけは台風第20号が南海上を北東進した影響で、24~26日に曇りや雨となった。北日本では、中旬以降、天気は周期的に変わり、24~25日には前線の活動が活発となり、北海道ではまとまった雨となった。沖縄・奄美では、中旬以降も湿った気流の影響を受ける日もあったが、高気圧に覆われて晴れの日が多く、一部の地域では少雨の状態が継続した。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、沖縄・奄美ではかなり高く、北・東日本で高かった。西日本は平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、東日本日本海側ではかなり多く、北・西日本で多かった。一方、沖縄・奄美では少なかった。沖永良部(鹿児島県)では9月の月降水量の少ない方からの1位を更新した。東日本太平洋側は平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、東・西日本ではかなり多く、沖縄・奄美で多かった。水戸(茨城県)、甲府(山梨県)、鳥取、姫路(兵庫県)など8地点では9月の月間日照時間の多い方からの1位を更新した。北日本は平年並だった。

出典:気象庁