2018年8月11日は山の日です。
山の日は8月11日で2016年から施行された日本の国民の祝日の1つです。
山の日は海の日と対をなして、『山に親しむ機会を作り、山の恩恵に感謝するとともに、豊かな自然を守り、次世代に引き継ぐことを銘記する日』とされています。
登山人口は1000万人とも言われていますが、遭難による事故などは増加傾向にあります。
山の日やお盆の休日を利用して登山をされる方もいると思いますが、山の上と平地では気象状況が大きく異なってきます。
通常、大まかに1000m登る毎に気温は約6℃下がるので、麓では暑いような時でも山頂では大きく気温が変わってきます。
標高3776m、富士山の初冠雪の平年日は9月30日ですが、最早日は8月9日となっています。
地上では暖かい~暑いような日でも、山頂では氷点下になる事もあるので、服装の備えは十分に行う必要があります。
風は地上よりも山頂の方が強く、また、地上に比べ天気が崩れるのが早く、崩れ方も大きくなります。
山の情報を手に入れ、山に応じた装備をするとともに、天候によっては予定を中止する、途中で下山をする勇気も必要です。