2013年2月の天気・天候

2013年(平成25年)2月の天候の特徴は以下のとおりです。
北・東日本で低温
月のはじめに、全国的に顕著な高温となったが、その後は、北日本を中心に冬型の気圧配置となった日が多く、特に下旬は強い寒気の影響を受けた日が続き、北・東日本では月平均気温が低かった。
沖縄・奄美では顕著な高温
沖縄・奄美では月のはじめに顕著な高温となり、その後も南からの暖かい空気の影響を受けた時期があり、月平均気温はかなり高かった。
北日本日本海側では所々で記録的な積雪
北日本日本海側を中心に中旬の終わりから下旬の中頃にかけて強い寒気の影響を受けたため、降雪量が多くなった。このため、これまで積雪の深さが大きくなっていた青森県の酸ケ湯で積雪の深さが566㎝となるなど、北日本日本海側を中心に北日本のアメダス9地点で年最深積雪の大きい方からの1位の値を更新し、記録的な積雪となった。

1 概況

月のはじめに、日本海を発達しながら通過した低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、全国的に顕著な高温となった。その後は、日本付近を数日の周期で低気圧が通過したが、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受けやすかった。このため、北・東日本は低温となり、北日本から西日本にかけての日本海側では曇りや雨または雪の日が多かった。北日本から西日本にかけての太平洋側では、晴れの日が多かったが、低気圧の影響により数日の周期で雨や雪となった。
中旬の終わりから下旬の中頃にかけては、北日本を中心に、冬型の気圧配置となり強い寒気の影響を受けた日が続き、顕著な低温となった。また、北日本日本海側から北陸地方にかけて大雪となり、これまでの降雪と低温により積雪の深さが大きくなっていた所では、青森県の酸ケ湯で積雪の深さが566㎝となるなど、全国の積雪を観測している330地点(気象官署を含むアメダスの数)のうち、アメダス9地点で年最深積雪の大きい方からの1位の値を更新し、アメダス13地点では2月の月最深積雪の大きい方からの1位の値を更新し、記録的な積雪となった。
沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変化した。月のはじめには顕著な高温となり、その後も南からの暖かい空気の影響を受けた時期があり、月平均気温はかなり高かった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、沖縄・奄美でかなり高く、平年を1℃以上上回った。一方、北・東日本では低かった。西日本では平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、北日本日本海側、西日本で多かった。雲仙岳(長崎県)では2月の月降水量の多い方からの一位を更新した。一方、沖縄・奄美では少なかった。北日本太平洋側、東日本では平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、北日本日本海側で少なかった。寿都(北海道)では2月の月間日照時間の少ない方からの一位を更新した。一方、沖縄・奄美では多かった。北・東日本太平洋側、東日本日本海側、西日本では平年並だった。

(4)降雪・積雪

降雪の深さ月合計は、北・東日本で平年並だった。西日本では少なかった。浦河(北海道)では、2月の降雪の深さ月合計の多い方からの一位を更新した。月最深積雪は、北日本では平年を上回った所が多く、東・西日本では平年並か平年を下回った所が多かった。

出典:気象庁

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