2013年1月の天気・天候

2013年(平成25年)1月の天候の特徴は以下のとおりです。
北日本から西日本にかけて低温
日本の上空に寒気が入ることが多く、月平均気温は北日本から西日本にかけて低かった。東・西日本では11月以降、3か月連続して低温となった。
中旬に東日本と東北地方の太平洋側で大雪
13~14日に低気圧が発達しながら日本の南岸を通過したため、全国的に荒れた天気となり、東日本や東北地方の太平洋側では平地でも積雪となり、横浜市で13センチの積雪となるなど大雪となった所があった。
太平洋側では日照時間がかなり多かった
日本付近は冬型の気圧配置となる日が多かったため、太平洋側では晴れの日が多く、月間日照時間は北日本から西日本の太平洋側でかなり多かった。

1 概況

日本付近は冬型の気圧配置となり、寒気の入る日が多く、月平均気温は北日本から西日本で低かった。北日本から西日本の日本海側では曇りや雪の日が多く、特に2日頃と25日頃に低気圧が日本付近を発達しながら通過した後は、冬型の気圧配置が強まり、大雪や暴風雪となった所があった。北日本から西日本の太平洋側では晴れの日が多く、月間日照時間はかなり多かった。13~14日に低気圧が発達しながら日本の南岸を通過したため、全国的に荒れた天気となり、東日本や東北地方の太平洋側では平地でも積雪となり、横浜市で13センチの積雪となるなど大雪となった所があった。沖縄・奄美では、前半は気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日が多かったが、後半は高気圧に覆われて晴れる日もあり、天気は数日の周期で変わった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値

(1)平均気温

月平均気温は、北日本から西日本にかけて低く、北日本では平年を1℃以上下回った。沖縄・奄美では平年並だった。
(2)降水量
月降水量は、北日本太平洋側、西日本日本海側で少なかった。北日本日本海側、東日本、西日本太平洋側、沖縄・奄美では平年並だった。

(3)日照時間

月間日照時間は、北日本から西日本にかけての太平洋側でかなり多く、北日本から西日本にかけての日本海側で多かった。若松(福島県)、名古屋(愛知県)では1月の月間日照時間の多い方からの一位を更新した。沖縄・奄美では平年並だった。

(4)降雪・積雪

降雪の深さ月合計は、東日本太平洋側で多く、北日本、東日本日本海側、西日本では平年並だった。月最深積雪は、北日本を中心に平年を上回った所が多かった。

出典:気象庁

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