2019年の天気・天候
2019年(平成31年・令和元年)の日本の天候は、年を通して気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました。また、台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、北・東日本で記録的な暴風、大雨となるなど、夏から秋にかけて各地で記録的な大雨となりました。
2019年(平成31年・令和元年)の日本の天候の特徴は以下のとおりです。
気温の高い状態が続き、年平均気温は全国的にかなり高くなりました
冬(2018年12月~2019年2月)は、東日本以西では暖冬となり、西日本日本海側では記録的な少雪となりました。夏は、気温の低い時期もありましたが、西日本を除き夏の平均気温は高くなりました。春と秋は、暖かい空気に覆われ、全国的に気温が高くなりました。年を通して気温の高い状態が続いたため、年平均気温(2019年1月~12月)は全国的にかなり高くなりました。
台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、北・東日本で記録的な暴風、大雨となりました
台風第15号、台風第19号の接近・通過に伴い、千葉(千葉県)で57.5m/sの最大瞬間風速を観測したほか、箱根(神奈川県)で日降水量が歴代の全国1位となる922.5mmを観測するなど、北・東日本で記録的な暴風、大雨となりました。
夏から秋にかけて各地で記録的な大雨となりました
台風第19号による大雨の他にも、8月下旬の九州北部地方や10月下旬の関東甲信地方と東北地方など、夏から秋にかけて、各地で記録的な大雨となりました。アメダスの日降水量400mm以上の年間日数は、2011年に次いで2番目に多くなりました。
出典:気象庁