桜前線の速さ・速度

桜の開花は桜の開花日が等しい地点を結んだ線のことを桜前線といいます。
ちなみに桜の開花日は、つぼみが5～6輪の花が咲いた状態の時とされています。また、満開となる日は、花芽の約80%以上が開花した状態の時とされていて、通常は開花から満開になるまでは数日～1週間程度かかります。

通常、ソメイヨシノが最も早く開花するのは九州や四国です。桜前線の北上は１日に約２０ｋｍ前後で、関東北部まではおおよそ１週間かかります。ここから北上する速度が遅くなり、津軽海峡を渡って北海道に上陸するのは５月の連休前後になります。

花芽の成長には気温が大きく関係しています。
一般的に気温が高い日が続くと花芽の成長スピードが速まり、逆に気温が低い日が続くと花芽の成長スピードは遅くなります。