夏至頃(6月後半)の気圧変化と気象病

二十四節気の夏至(げし)は6月21日前後で、次の二十四節気の小暑までの15日間前後が夏至の期間です。
夏至は北半球では1年で最も昼が長く、夜が短い日です。しかし、梅雨時期は雲が広がりやすいため、日の長さをあまり感じられないことが多いと思います。

梅雨前線や低気圧に伴う雨雲に覆われて雨が降りやすく、晴れ間が出るのは梅雨前線が南海上に下がって高気圧に覆われる時ですが、晴れ間の出る割合は東京で20%程度です。晴れると紫外線が非常に強くなりますので、紫外線対策が必要です。
また、梅雨前線の活動が活発になり大雨の降る恐れがありますので、雨の降り方に十分注意するようにしてください。

気圧が大きく低下する日は引き続き少なくなりますが、晴れ間の出る日が少ないため憂鬱な気分になりやすい時期です。また、低気圧が発達して通過すると大きく気圧が低下することもありますので、定期的に気圧変化を確認するようにしてください。

【執筆者】
お天気.com 気象予報士

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