立秋頃(8月前半)の気圧変化と気象病
二十四節気の立秋(りっしゅう)は8月7日前後で暦の上では秋となり、次の二十四節気の処暑までの15日間前後が立秋の期間です。
立秋以降の暑さを残暑と呼びますが、10日頃までは最も気温が高い時期にあたるため、季節としては真夏です。また、前半は高気圧に覆われて晴れて気温が上昇して西日本を中心に猛暑日が現れやすい時期でもあります。
太平洋高気圧に広く覆われる日が多く現れ、気圧変化の小さい日が多くなりますが、太平洋高気圧の勢力が周期的に弱まるタイミングで気圧の谷が通過して北日本を中心に気圧が低下して気象病が起こりやすい日も現れますので、気圧変化を確認するようにしてください。
また、台風が接近して気圧が大きく低下することもありますので、日本の南海上に台風が発生している時は、台風の動きに注意してください。
【執筆者】
お天気.com 気象予報士