立秋頃(8月前半)の気圧変化と気象病

二十四節気の立秋(りっしゅう)は8月7日前後で暦の上では秋となり、次の二十四節気の処暑までの15日間前後が立秋の期間です。

立秋以降の暑さを残暑と呼びますが、10日頃までは最も気温が高い時期にあたるため、季節としては真夏です。また、前半は高気圧に覆われて晴れて気温が上昇して西日本を中心に猛暑日が現れやすい時期でもあります。

太平洋高気圧に広く覆われる日が多く現れ、気圧変化の小さい日が多くなりますが、太平洋高気圧の勢力が周期的に弱まるタイミングで気圧の谷が通過して北日本を中心に気圧が低下して気象病が起こりやすい日も現れますので、気圧変化を確認するようにしてください。
また、台風が接近して気圧が大きく低下することもありますので、日本の南海上に台風が発生している時は、台風の動きに注意してください。

【執筆者】
お天気.com 気象予報士

このカテゴリの記事一覧

  1. 雨粒の大きさ
  2. 降水量の表現
  3. 梅雨の語源
  4. 梅雨のタイプ
  5. 世界の降水量と水資源
  6. 東アジアの梅雨
  7. 梅雨の中休みの種類?
  8. 虹と角度
  9. 湿舌とは?
  10. 土砂災害の種類
  11. 雷が鳴ると梅雨が明ける
  12. 暑さと湿度の関係は?
  13. 夏の雷のメカニズム
  14. 夏山の天気と観天望気
  15. 観天望気とは?
  16. 落雷から身を守る方法
  17. 土用波とは?
  18. 波の高さ
  19. 台風の名前の付け方
  20. 入道雲と積乱雲
  21. 夕立は馬の背を分ける?
  22. 台風の発生個数
  23. 気温はどうやって観測している?
  24. 夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜とは?
  25. 強い台風って?
  26. 梅雨明けとは?
  27. 逃げ水(にげみず)とは?
  28. エオルス音とは?
  29. 球電現象とは?
  30. 日射と日照の違いとは?
  31. エルニーニョ現象、ラニーニャ現象とは?日本への影響は
  32. 陽炎(かげろう)とは?
  33. 大雨とは?大雨とは何ミリから?大雨の基準
  34. カーチーバイ(夏至南風)とは?
  35. 梅雨(つゆ)とは?
  36. 梅雨入りとは?梅雨入りって何?決め方は?
  37. 6月の天候の特徴~本州各地で梅雨の季節に~
  38. 芒種頃(6月前半)の気圧変化と気象病
  39. 夏至頃(6月後半)の気圧変化と気象病
  40. 7月の天候の特徴~梅雨末期の大雨・梅雨明け~
  41. 小暑頃(7月前半)の気圧変化と気象病
  42. 大暑頃(7月後半)の気圧変化と気象病
  43. 8月の天候の特徴~猛暑・雷・夏台風~
  44. 処暑頃(8月後半)の気圧変化と気象病

関連する記事

  1. 2025年9月2日は七十二候の禾乃登(こくものすなわちみのる)です。
  2. 2025年8月23日は処暑(しょしょ)です。
  3. 2025年8月23日は七十二候の綿柎開(わたのはなしべひらく)です。
  4. 2025年8月28日は七十二候の天地始粛(てんちはじめてさむし)です。
  5. 2025年8月7日は立秋(りっしゅう)です。
  6. 2024年8月22日は処暑(しょしょ)です。
  • 頭痛ーる 毎日の天気頭痛予報
  • 頭痛ーる 簡単セルフチェック
  • Uranai Style-pro占い館-