みぞれ(霙)とは?ひょうやあられとの違い
みぞれ(霙)とは雪と雨が同時に降る現象の事で、雨から雪、雪から雨に変わる時に見られます。
地上付近の気温が高いと、降る雪が途中で溶けて、雪より速く線を引いて落ちます。初冬に初めてみぞれが降っても初雪となります。
都心では雪が降る際はみぞれになることがほとんどですが、日本海側では初冬や初春の頃によくみられます。
ひょう(雹)とあられ(霰)の違いは、氷の粒の大きさで判断されますが、みぞれ(霙)とひょうの違いは、ひょうは雲から降る氷の粒の事ですが、みぞれは雨と雪が同時に降る現象なので、氷の粒ではなく雪の結晶がある事です。