熱中症とは

熱中症とは?

熱中症とは、高温環境下で体内の水分塩分(ナトリウム)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。

人間は、暑い時に、自律神経を介して、末梢血管が拡張します。そのため、皮膚に多くの血液が分布し、外気への「熱伝導」による体温低下を図ることができます。

また、暑い時に汗をかくことによって、「汗の蒸発」にともなって、熱が奪われますから、体温の低下に役立ちます。このように、汗は体にある水分を原料として皮膚の表面に分泌されます。

熱中症は重度になると死にいたる恐れもある病態ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。また、適切な応急処置により、救命することもできます。

熱中症は従来、高温環境下の労働や運動活動で、多く発生していましたが、ヒートアイランド現象や地球温暖化による影響により、一般環境における熱ストレスが増大し、近年は日常生活においても発生が増加しているとされています。

「環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」を元に作成」

このカテゴリの記事一覧

  1. 熱中症を引き起こす様々な要因とは
  2. 熱中症はどのような場所で起こりやすいのか?
  3. 熱中症になりやすいタイプとは?
  4. 熱中症に特に注意したい高齢者や乳幼児
  5. ヒートアイランド現象の原因と傾向
  6. 熱中症のおこりやすい気象条件とは?
  7. 熱中症を疑うべきさまざまな症状
  8. どういう時に熱中症の危険を疑えばいいのか?
  9. 熱中症を疑う時の応急処置は?
  10. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項のまとめ
  11. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項① 『暑さを避ける』
  12. エアコンの効率の良い使い方
  13. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項② 『こまめに水分を補給』
  14. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項③ 『急に暑くなる日に注意』
  15. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項④ 『暑さに備えた身体づくり』
  16. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項⑤ 『個人の条件』
  17. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項⑥ 『集団活動の場での配慮』
  18. 高齢者が熱中症に注意すること
  19. 高齢者が熱中症にかかりやすい理由
  20. 子供が熱中症に注意すること
  21. 幼児は特に熱中症注意!
  22. 運動時における熱中症の注意点
  23. 労働環境における熱中症の注意事項
  24. 暑さ指数(WBGT)とは
  25. 熱中症特別警戒アラートとは?基準は?
  26. 熱中症対策 子供やペットは危険な暑さに!

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