高齢者が熱中症に注意すること

高齢者の特徴

皮膚の温度感受性の鈍化

若い人よりも暑さを感じにくくなる傾向にあるため、室内の温度が高くなりがちです。知らず知らずのうちに身体に熱をため、熱中症への発生へとつながります。

熱放散能力の低下

高齢者は若年者より熱放散能力が低く、身体に熱が溜まりやすくなるため、深部体温が上昇しやすく、熱中症にかかりやすくなります。
また、皮膚への血液量が増加するため、心臓にもどってくる血液量が減少します。それを補うために、心拍数が増加し、循環系への負担が大きくなり、他の病気への影響が高くなる恐れがあります。

体液量の低下

高齢者は若年者に比べ、喉の渇きを感じにくいことや、汗をかきにくくなっています。このため、喉が渇くと感じる前に早目に水分補給を行いましょう。

「環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」を元に作成」
 

このカテゴリの記事一覧

  1. 熱中症とは
  2. 熱中症を引き起こす様々な要因とは
  3. 熱中症はどのような場所で起こりやすいのか?
  4. 熱中症になりやすいタイプとは?
  5. 熱中症に特に注意したい高齢者や乳幼児
  6. ヒートアイランド現象の原因と傾向
  7. 熱中症のおこりやすい気象条件とは?
  8. 熱中症を疑うべきさまざまな症状
  9. どういう時に熱中症の危険を疑えばいいのか?
  10. 熱中症を疑う時の応急処置は?
  11. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項のまとめ
  12. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項① 『暑さを避ける』
  13. エアコンの効率の良い使い方
  14. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項② 『こまめに水分を補給』
  15. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項③ 『急に暑くなる日に注意』
  16. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項④ 『暑さに備えた身体づくり』
  17. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項⑤ 『個人の条件』
  18. 熱中症予防のための、日常生活での注意事項⑥ 『集団活動の場での配慮』
  19. 高齢者が熱中症にかかりやすい理由
  20. 子供が熱中症に注意すること
  21. 幼児は特に熱中症注意!
  22. 運動時における熱中症の注意点
  23. 労働環境における熱中症の注意事項
  24. 暑さ指数(WBGT)とは

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