エアコンの効率の良い使い方
空調設備(エアコン)使用のポイント
①設定温度
25~28度が最適です。エアコンの設定温度と実際の室温との気温は違う場合がありますので、人数・時間帯等で測る習慣があるといいでしょう。
エアコンの設定温度が低すぎると、外気温と室温との差が大きくなるため、体への負担になります。
②気流
冷気が直接人に当たらないように工夫しましょう。冷気は下に溜まりやすいため、扇風機などで組み合わせて室内の循環を行うと効果的です。
③輻射
人間が感じる暑さには、気温・湿度・気流だけでなく、太陽光や地面からの照り返し等のように高温の物体から直接・間接に受ける、放射熱(副差熱)も関係します。エアコンをつけていても窓側は日光や発熱体からの輻射熱を受けると暑さを感じます。窓から入る太陽の光は、遮光フィルムやカーテンなどで遮断し、エアコンを効果的に使いましょう。
「環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」を元に作成」