寒波とは?寒気との違いは?簡単に言うと?使い方は?
寒波とは、非常に気温の低い寒冷な空気が広い範囲に流れ出して、ある地域で気温が急激に下がる現象をいいますが、広い範囲での大雪や太平洋側での積雪なども起こることが多くなります。高緯度の寒気団が、まるで波が伝わるように流れ出ることから名付けられたようです。
冬型の気圧配置となった際に、北西季節風に伴いやってくるものが代表的です。強い寒波が到来すると日本海側での大雪や九州南部や四国、東海など太平洋側でも積雪になる恐れがあります。また、等圧線が混んでいる事が多いので暴風雪や強風、高波にも注意が必要になります。
寒波と寒気の違い
気象庁の予報用語では「寒波」と「寒気」はそれぞれ以下のようになります。
寒波:主として冬期に、広い地域に2~3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。
寒気:周りの空気に比べて低温な空気。
寒気は寒波の際に流れてくる冷たい空気そのものをさして、寒波は冷たい空気が流れ込んでくる全体の現象をさすことが多くなります。また、単純に寒気が南下するというより、寒波がくるという方が数日間におよぶような事をさすことが多く、寒波の方が現象自体も長くなります。
また、寒気については、冬の西高東低の冬型の気圧配置の時に流れ込んでくる寒気と、「上空の寒気により大気の状態が非常に不安定」のような冬以外にも起こる現象にも使われます。
寒波を簡単に言うと?
非常に冷たい空気が流れてきて低温になること。
寒波の使い方
寒波到来(寒波が到来する)
寒波襲来(寒波が襲来する)
最強寒波
クリスマス寒波