熱中症予防のための、日常生活での注意事項③ 『急に暑くなる日に注意』
③急に暑くなる日に注意しましょう。
熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。
人間が上手に発汗できるようになるには暑さへの慣れが必要です。
暑い環境下での運動や作業を始めてから3~4日経つと、汗をかくための自律神経の反応が速くなって、人間は体温の上昇を防ぐのが、上手になってきます。更に3~4週間経つと、汗に無駄な塩分を出さないように、なり、熱けいれんや塩分欠乏によるその他の症状が生じるのを防ぎます。
このようなことから、急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人、涼しい地域から合う意地域へ旅行した人は、熱中症になりやすいでしょう。急な暑さの時は無理せず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。
【こんな日に注意!】
- 熱帯夜の翌日
- 急に暑くなる日
- 暑くなり始め
「環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」を元に作成」