熱中症予防のための、日常生活での注意事項⑤ 『個人の条件』
⑤個人の条件を考慮しましょう。
熱中症の発生にその日の体調が影響します。
汗は、血液中の水分と塩分から作られます。そのため、脱水状態や、食事抜きといった状態のまま暑い環境に行くことは、絶対に避けなければなりません。風邪や下痢などの体調不良や、前日のお酒の飲み過ぎで二日酔いの人も脱水症状と言え、非常に危険な状況です。
活動の後には体温を効果的に下げるように工夫して、水分や塩分の補給と室の高い睡眠を取り、涼しい環境でなるべく安静に過ごすことが大切です。
本人では気がつきにくい事も多いため、他の人の状態も考慮してあげて下さい。
「環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」を元に作成」