「晴れ」「曇り」「快晴」とは?定義は?
気象庁では全国の気象台で天気の観測を行っています。
気温や湿度、降水量などは観測機器によって観測値が求められますが、天気は目視で観測しています。逆に言えば観測機器だけでは正確な天気を知ることができません。
天気の「晴れ」や「曇り」の定義は空に広がっている雲の量を目視で判断して、全天の8割以下が晴れとなります。
雲の量が9割以上は曇りとなります。雲の量が1割以下は快晴です。何れも降水は伴いません。
快晴 : 雲の量が1割以下
晴れ : 雲の量が2割以上8割以下
曇り : 雲の量が9割以上
また、「曇り」は上層雲が中層、下層より多い時を「薄曇り」、中層雲・下層雲が上層雲より多い時を「曇り」と分ける事ができます。
快晴 : 雲の量が1割以下
晴れ : 雲の量が2割以上8割以下
曇り : 雲の量が9割以上(中下層雲が上層雲より多い)
薄曇り : 雲の量が9割以上(上層雲が中下層雲より多い)
通常、雲量は目視により観測されますが、自動化した地方気象台などでは、気象衛星観測による雲の有無や前1時間日照率に基づいて晴れ、曇りの判別を行っているようです。