観天望気とは?
観天望気(かんてんぼうき)とは生物の行動や自然現象(雲や霧の様子)を観察して天気を予想することです。
例えば、観天望気には、
「夕日が出ると次の日は晴れる」
「おぼろ雲(高層雲)は雨の前ぶれ」
「山に笠雲がかかっていると雨が降る」
「カエルが鳴くと雨が降る」
「猫が顔を洗うと雨が降る」
「ツバメが低く飛ぶと雨が降る」
などがあります。
高層雲は温暖前線の接近を、笠雲は水蒸気を多く含んだ空気が強風によって山にぶつかる事でできます。必ずそのような天気になるとは限りませんが、登山などの際には観天望気によって事前に注意する事ができます。