冬でも寒暖差による疲労に注意
寒暖差は春や秋に起こりやすくなりますが、冬でも寒暖差による影響が現れます。
気温と自律神経
冬は暖かい部屋から冷え込んだ部屋や外に出ると体は急激な気温の低下を受けます。
人の体は寒さを感じると体の熱が逃げないように、自律神経の交感神経が盛んに活動を始めます。
常に寒暖差の激しい環境に身を置いていると、交感神経がこの環境に適応しようと反応するため、自律神経が疲弊してしまい、自律神経の乱れにつながります。
その結果、疲労を感じるようになったり、頭痛などの体調不良を起こしやすくなります。
12月も寒暖差の大きい日が現れますので、寒暖差による疲労を溜めないような対策を行ってください。
【参考文献】
成人病予報対策研究会 ほすぴ 気象と健康~冬の健康~
【執筆者】
お天気.com 気象予報士