立夏頃(5月前半)の気圧変化と気象病

二十四節気の立夏(りっか)は5月5日前後で、立夏を過ぎると暦の上では夏となります。本格的な夏はまだ先ですが、日差しが強まり、最高気温が25℃以上の夏日となる日もあります。暑くも寒くもなく、湿度が低く過ごしやすい日が多く、新緑が目立つようになる季節です。次の二十四節気の小満までの15日間前後が穀雨の期間です。

低気圧が周期的に通過して天気が崩れて気象病が起こりやすい日が現れますが、移動性高気圧に広く覆われて晴れて比較的気圧が安定した日が多くなります。なお、年によってはメイストームとも呼ばれる爆弾低気圧が現れて大荒れの天気となり、体調の悪化が発生することもありますので注意が必要です。
また、気温の日々の寒暖差が大きくなる日もあり、気温予報を確認して備えるなど体調管理が必要です。

【執筆者】
お天気.com 気象予報士

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