小満頃(5月後半)の気圧変化と気象病
二十四節気の小満(しょうまん)は5月20日前後で、小満は陽気が良くなって、草木などの生物が次第に成長して生い茂る頃です。次の二十四節気の芒種までの15日間前後が穀雨の期間です。
本州付近は高気圧に覆われて晴れる日が多くなりますが、本州の南海上には梅雨前線が停滞し、沖縄では梅雨空が多くなります。後半は梅雨前線が本州南岸まで北上して天気がぐずつく梅雨の走りが現れ、西日本では次第に梅雨入りします。
気圧が大きく低下する日は少ないものの、次第に湿度が高く天気のぐずつく日が多くなるため、体調が優れない人が現れる時期になりますので、体調の変化に十分注意してください。
【執筆者】
お天気.com 気象予報士