梅雨時期のうつ
梅雨時期にうつの症状が現れやすい原因
梅雨時期は気温・湿度・気圧の激しい変化が起こり、人体に様々な影響を及ぼします。
具体的には、80%以上の高い湿度による不快感、急激な気圧の変化による自律神経の乱れ、日照時間の減少による睡眠ホルモンの分泌量の低下と、その影響による睡眠障害や神経伝達物質「セロトニン」の減少が引き起こす感情の乱れ等があります。
梅雨時期は雨や湿気による精神的な不快感を感じるだけでなく、体にとっても梅雨がもたらす物質的な原因により、うつ病にかかりやすい条件が揃うことになります。
うつにならないための梅雨時期の過ごし方
気持ちが沈みがちな状態のときは下記の過ごし方を試してみてください。
・運動不足になりやすいため、ジムや自宅等で体を適度に動かして自律神経を整えるようにしましょう。
・梅雨の晴れ間にはなるべく外に出かけ太陽の光を浴びましょう。
・意識的に規則正しい生活を過ごすようにして、生活リズムを乱さないようにしましょう。
・胃腸の働きが弱くなる時期でもあり、食事の栄養バランスや食事量をコントロールしましょう。
【参考文献】
日本成人病予防協会 健康管理コラム
【執筆者】
お天気.com 気象予報士