花粉情報(飛散量と飛散開始日) 2018年
2018年の花粉飛散量
今シーズンのスギ・ヒノキ花粉の総飛散量は例年と比べて、北日本はやや少ない~平年並、関東はやや少ない、甲信・北陸・東海は平年並み、西日本はやや多い予想です。
昨年比は、関東で昨年並、そのほかの地域は昨年よりやや多くなる予想です。
飛散量の多い地域は花粉症に対して十分な注意が必要であることはもちろんですが、平年より少ない地域でも昨年と比べると多く飛散する地域が多くなる予想ですので油断せず花粉症対策は行うようにしましょう。
2018年花粉飛散数(昨年比・平年比)
地方 | 平年比 | 昨年比 |
東北 | 70~120%程度 | 100~150%程度 |
関東 | 70%前後 | 100%前後 |
甲信 | 100%前後 | 120~150%程度 |
東海 | 90~110%程度 | 100~150%程度 |
北陸 | 90~110%程度 | 120~150%程度 |
近畿 | 100~130%程度 | 120~140%程度 |
中国 | 110~140%程度 | 120~150%程度 |
四国 | 130%前後 | 130~150%程度 |
九州 | 130~150%程度 | 100~150%程度 |
2018年の花粉飛散開始日
飛散開始時期は初冬期、厳冬期の気温がどちらも平年よりかなり低かったため、例年並か例年よりやや遅くなる地域が多い見込みです。
飛散開始時期は初冬期(11~12月)の気温が寒く、厳冬期(1,2月~)の気温が暖かいと早くなる傾向にあります。
11月中旬頃から寒気が流れ込むことが多くなり、11月~12月は全国的に平年よりも低めの気温となりました。
1月も東・西日本中心に気温の低い状態が続きました。
2月上旬も東・西日本では平年より低い気温が続いています。中旬以降は平年並となる予想となっています。
昨年末から気温の低い状態が続いた地域が多いため、今年の飛散開始時期は例年並か例年よりやや遅くなる地域が多い見込みです。
寒気の影響で平年より低く推移した場合には、飛散開始時期が遅れる可能性があり、気温が高めに推移した場合には、飛散開始時期が早まる可能性もあります。
2018年花粉前線
2018年花粉飛散開始日
地方 | 飛散開始日 |
東北 | 2/26~3/12頃 |
関東 | 2/10~2/20頃 |
甲信 | 2/18~3/2頃 |
東海 | 2/15~2/25頃 |
北陸 | 2/24~3/2頃 |
近畿 | 2/17~2/26頃 |
中国 | 2/15~2/25頃 |
四国 | 2/13~2/20頃 |
九州 | 2/12~2/16頃 |
2018年2月16日発表
※花粉の飛散量、飛散開始日は発表時点での予想のため、実際の飛散量や飛散開始日と異なる場合があります。